もうひとつの窓
こんにちは。3月も終わりが近づき、NHKラジオの各語学講座でも最終回のごあいさつが聞かれる頃となりました。今回は、中国語講座を聞いてきたこの1年を振り返るひとり言です(笑)。
中国語の学習(勉強しない中国語)を始めて、英語の発音をしやすくなったということを以前にも書いたと思います。かなりの高速でも正確な発音を保って音読することができるようになっていました。音読のトップスピードが上がれば、スピーキングのなめらかさやリスニング力の向上につながるので、嬉しい変化です。
華流ドラマを観て、聞き取れる部分が増えてきたことも楽しみの1つです。必ず中国語字幕が表示されるので、すぐに確認できます。「では、これで失礼します」「気を付けて」「心配しないで」のような表現はドラマで覚えてしまいました。
また、漢字を丁寧に書くようになりました。今まで、ひらがなとのバランスでごまかしていたことを実感。中国語では漢字ばかり並べて書くので、きちんと書かないと目も当てられないことになります(涙)。
少し戸惑うこともあって、中国語を聞き続けていると、他の外国語(私の場合は英語ですね)の音を聞きたくないという感覚に襲われることがあります(!)。実際は、英語音声を聞かない日はないのですが、この感覚に従った方が習得は早いかもしれません。ヒトの言語習得のプロセスで自然にこういう耳の壁(言語中枢の壁?)が出てくるのかも?と思ってそーっと観察しています。
最後になりましたが、中国語を学び始めたことで、世界を見るためのもうひとつの窓を得ることができました。中華圏に興味が出てきた今では、漢字や仏教など多くのことを伝えてくれたこの世界にほとんど目を向けていなかったことが不思議なくらいです。
小さく開いたこの窓を、大切にしたいと思っています。
本日もお読みくださりありがとうございます♪
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