かもめの英語ハッピーブログ

英語講師、翻訳者、元外資系航空会社客室乗務員のkamomeskyが、英語学習法、実践の記録、日々の気付きなどについて日本語と英語で書いています。

Fugitive (逃亡者)

こんにちは。例の逃走受刑者がやっと確保されました。捜査に投入した人員はのべ1万5500人! 島なのに意外に見つからないものだと、続報を気にしていましたが活字では読んでいなかったので、今回The Japan Times(5/2付)で読みました。

記事見出しは「Escapee eluded manhunt by hiding in attic」(逃走犯は屋根裏に潜伏、捜査を逃れる)でした(ちなみにThe Japan Timesのオリジナル記事ではなく共同の配信記事)。既に身柄は確保された後の記事でしたので、どうやって身を隠していたかがポイントになっています。Escapeeと表現していますが、個人的には「逃亡者」と聞くとまず fugitiveという単語が浮かびます。ハリソン・フォードの映画の影響ですね。また観たくなってきました(笑)。

今治市の松山刑務所大井造船作業場については、最初は a low-security prison in Imabari, Ehime Prefectureと紹介されています。ここは同じ共同の配信記事を使ったはずのThe Mainichi(オンラインの毎日新聞英字紙)では、a minimum security prison という表現に変えられていて、この方が面白い(不謹慎!)。Maximum security prison breakならアメリカで実際にありましたし、映画やドラマにありますよね。記事の後の方で、a rare open-type prison facilityと開放的施設であることが伝えられます。

また、投入した人数は a total of 15,500 personnel(のべ1万5500人)としていて、personnelという、どこか人間の温かみを消したような単語(個人的な感想です)がピタッとはまっていて感心。潜伏していたという「水道も電気も来ている別荘」は vacation houses with running water and electricityで、runningが効いています。

模範囚を収容しているという minimum security prisonを脱走した理由は、becoming ”disgusted with relationships” at the prison(刑務所での人間関係が嫌になって)だそうで、これも話題になりました。何だか救いがない話ですよね・・・。3日の報道では、他にも刑務所内の人間関係を原因として受刑者が逃走したケースが過去にもあったということで、correctional officers(刑務官)の対応にcorrectionが必要かも・・・。

ということで、今日は最近の記事から気になった単語・表現を拾ってみました。

逃亡者 (字幕版)

本日もお読みくださりありがとうございます♪

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